ナビスコカップ準々決勝 東京 vs G大阪@国立霞ヶ丘競技場

秋葉原を出る頃から雨が降り始め、千駄ヶ谷駅に着く頃には土砂降り。
AMショーのお土産など濡れて困るものを大江戸線のコインロッカーに入れ、ある程度身軽にしてポンチョ装備で突撃。
雷が鳴っていたためか、キックオフは15分遅れ。
雨は、途中やみかけることもあったが、基本的には土砂降り。5年近く前に購入し、防水効果が弱くなったポンチョはほとんど役にたたず、染み込みまくり。


2年以上ブランクから復帰した小林のスタメンで俄然盛り上がる東京側だが、試合のほうは序盤からガンバのスピードのある展開に押し込まれる展開。
サイドを使えず、パスミスも多かったりして、中盤で奪われてなかなか前にボールが出ない。
そんな中、こぼれ球を拾われる展開からGKとDFの間にボールを通され、クリアしようとしたボールがオウンゴール。(最初は大黒のゴールとなっていたが、後で変更された。)
その後も、全体的にガンバ優勢の展開は変わらず、このまま2点目を取られずに後半勝負と思っていた前半終了間際にPKを得るという幸運。ケリーがきっちり決めて同点。いい時間帯。
前半はイマイチで後半にエンジンがかかるというのが最近の東京。見違えるように動きがよくなり、チャンスも増えていく。
そして、今や東京の切り札となった「スーパーサブ」阿部を小林に替えて投入。コバはお疲れ様。ほんと、戻ってきてくれてうれしい。
一気にゲームの主導権を握り始めた東京だが、ガンバのSGGK松代の好セーブに阻まれるなど、何度か決定機を逃す。
しかし、やはり決めたのは阿部。馬場のクロスに身体ごとゴールに飛び込むように合わせ、ついに逆転!
それから約10分後、ケリーと梶山の超絶個人技が炸裂する。
ケリーがドリブルでDFを次々にぶち抜き、エンドライン際で折り返し。そこに待っていた梶山は、ジャンプして上げた後ろ足(!)でちょこんとボールに触り、ゴールに突き刺す。これで3-1。
その直後、セットプレーからまたも馬場のクロス、ファーサイドでフリーになっていたジャーンが難なく押し込み、4-1。完全に勝負を決めた。
終了間際、メインスタンド上方の一団が「眠らない街」を唄い始める。即座にゴール裏も反応、やがて場内を覆う久々の大合唱に。
後から知ったのだが、唄い始めたのはカスーラ*1の子たちのようだ。おまえら最高。
そのまま、4-1で終了。終わってみれば大勝利。J2時代以来、5年ぶりの準決勝進出。
ヴェルディvs清水の試合結果も出ていないのに「ヴェルディだけには、負けられな〜い♪」と唄いだすゴール裏。結局、Vゴール勝ちでヴェルディが勝って、準決勝は東京のホームゲームでの「東京ダービー」となった。


新宿のおでん屋で祝杯をあげて帰宅。

*1:FC東京U-15の愛称。ポルトガル語で「末っ子」の意味。